万行町
まんぎょうまち
800年の竹垣の里
七尾市郊外の万行町は、近年「竹垣の里」をうたった町づくりをしています。ここは古くから竹の産地であり、屋敷を囲む竹垣のルーツは鎌倉時代にさかのぼるといわれています。 |
【1】農家は本来、屋敷地を囲うことはしませんが、万行町では見事な竹垣で敷地をぐるりと取り囲んでいます。 |
万行町は七尾市街地の東にある住宅・農業地区。町域のほぼ中央にある希望の丘公園の東に、竹垣の里があります。このあたりは古くから竹の産地であり、鎌倉時代には竹垣で屋敷を囲んだ家が並んでいたそうです。 |
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垣根には何百本もの竹を隙間なく並べ、半分に割った竹を横材として入れて固定しています。高さは1メートル強。場所によって2メートル近くになりますが、プライバシーを守るには全体的にちょっと低め。あるいは動物除けを目的としているのでしょうか。 |
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2014年5月4日撮影 |